2010/05/11

MacOSXでOpenCV2.0を使う(Mac Ports)

以前、MacでOpenCVを使おうと、Mac PortsでOpenCVをインストールしたら、
バージョンが1.0だったので放置してました。(2.0が使いたかったのです)

久しぶりにOpenCVのwikiを見たら、Portsに2.0がチェックインされたようなので、早速インストールしてみました。
http://opencv.willowgarage.com/wiki/Mac_OS_X_OpenCV_Port

ターミナルを開いて、下記のコマンドを入れるだけです。
sudo port selfupdate
sudo port install opencv

ネットを巡回しつつ、2時間ぐらい放っておいたら、自動的にインストールが完了してました。

らくちんすぎる!
ありがとう Portsの中の人。


また、XCodeでOpenCVを使ったプログラムを作るときの手順は下記の通りです。
(Wikiの内容を翻訳してみました)

1.XCodeのプロジェクトを、「Command Line Utility -> Standard」テンプレートで作成します。
2.プロジェクトの名前を付けます。
3.「グループとファイル」の、プロジェクト名を右クリックして、「情報を見る」を選択します。
4.「ビルド」タブを選んで、構成を「すべての構成」にします。
5.「アーキテクチャ」の、「有効なアーキテクチャ」から、すべてのPPCを削除します。残るのはi386と x86_64になると思います。
6.下の方にスクロールしていき、「検索パス」の「ヘッダ検索パス」に、 /opt/local/include/opencvを追加します。
7.プロジェクト情報を閉じます。
8.「グループとファイル」のところで、グループを新規に追加して、名前をOpenCVにします。
9.OpenCVグループフォルダを右クリックし、「追加」->「既存のフレームワーク」
10.Finderの画面が出たら、 / を押します。押すとプロンプトが出るので、 /opt/local/libを入力します。
11.libcxcore.dylib、libcvaux.dylib、libcv.dylib、libhighgui.dylib、libml.dylib を選びます。
(私の環境ではlibcxcore.4.dylib等を選びました。)
12.「コピーする」のチェックを外して、「追加」を押します。

あとはいつもと同じようにコーディングします。

//MacでOpenCVを使ってみるテスト

#include 
#include "cv.h"
#include "highgui.h"

int main (int argc, const char * argv[]) {
    IplImage * hoge;
 hoge= cvLoadImage("/Users/NEKO_1.jpg",1);

 //ウィンドウを作成して画像を表示
 cvNamedWindow("W",1);
 cvShowImage("W",hoge);
 
 //10秒間待機する
 cvWaitKey(10000);
 
 //終わったら後片付け
 cvReleaseImage(&hoge);
 cvDestroyWindow("W");
 
 return 0;
}

Windowsのときより設定項目が若干多いですが、慣れれば気にならなくなるのかなぁ。。。

4 件のコメント:

  1. ありがとうございますっ
    自力でインストールしようとしたらわけわかめだったので困ってました。
    感謝〜♪

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  2. ありがとうございます。
    「Command Line Utility -> Standard」のところは私のMacにはないというか、Xcodeのバージョンが違っているみたいなので、載っていないのですが、どうすれば、よろしいでしょうか。

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  3. >Trungさん
    3ヶ月ほど前に、Macとはおさらばしてしまったので、私の方で検証をすることはできないのですが、下記ページが参考になりませんでしょうか。

    http://opencv.willowgarage.com/wiki/Mac_OS_X_OpenCV_Port

    公式Wikiでは、XCode3.1での操作が載っていますので、それ以前のバージョンをお使いであれば、バージョンをあげることをおすすめします。

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  4. 「グループとファイル」はどこにありますか?

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