2013/11/10

SolidoodleのFAQを確認する

3DプリンタのSolidoodleが到着して約1ヶ月、一辺の大きさが5cmを超えるものになるとABS樹脂の反りによって印刷が失敗する事が何度かありました。

自分で対処法を探すのもアリですが、まずはSolidoodleのFAQを確認してみる事にしました。

(パーツの下層レイヤーが印刷中に反り返ってしまいます)

対処法:
  • Z-tabを調節して、プラットフォームとノズル先端の間隔が0.3mmになるようにしましょう。(解説動画ではニューヨークの地下鉄カードを使っていますが、日本では手に入りません。仕様を確認したところ、厚みが0.01インチとのことなので日本の図書カードとほぼ同じ厚さです。図書カードがスッと入るぐらいの間隔にするとだいたい0.3mmになります)
  • プラットフォームをきれいに保ちましょう。食器用洗剤やガラスクリーナーを少量使って掃除するのがおすすめです。プラットフォームに手の脂がついているとレイヤーがはがれやすくなります。
  • プラットフォームが水平になっている事を確認しましょう。傾いたプラットフォームでは、片側のレイヤーがはがれやすくなります。
  • ラフトを使ってみましょう。ラフトを使用するとプラットフォームと接する面積が増える事があります。
  • 印刷を開始する前に、プラットフォームがきちんと加熱されている事を確認します。


ついでにプリント時のガイドラインもあったので残しておきます。
  • 注意:エクストルーダーの温度を210℃以上にしない事。ホットエンドが損傷します。古いプリンタはファームウェア側の上限がないので特に注意してください。
  • モーターはアイドル中に駄々をこねる場合があります。そのときはモーターOFFボタンを押してください。
  • 最初のレイヤーがプラットフォームにがっちりくっついている事を確認してください。
  • スプールからフィラメントがスムーズに引き出せる事を確認します。
  • エクストルーダーの温度が190℃以上になるまで、エクストルーダーのモーターを動かさないでください。部品が壊れたり、フィラメントが削れてゴミを出す事があります。
  • 加熱されたエクストルーダーがプリントベッドに数秒以上接しないようにしてください。加熱されたエクストルーダーはプラットフォーム(のカプトンテープ)を溶かす事があります。もしプラットフォームにエクストルーダーが衝突した場合はパニックにならずすぐ電源プラグを抜いてください。電源を入れ直してプリンタを接続詞、+Zを押してプラットフォームを下げて対処してください。
  • オブジェクトをプラットフォームの中央に配置するようにしてください。
  • 印刷の温度は190℃程度で行ってください。
  • 手動でプリントヘッドなどを動かさないでください。リミットスイッチが壊れてしまう場合があります。
  • プリンタをエアコンやファンの近くまたは直下に置かないでください。冷却装置が近くにあるとプリンタ内部の温度が低下する場合があります。

ノズル先端とプラットフォームの間隔は0.3mmがよいようですね。今度調整してみようと思います。また、印刷中のプリンタ庫内の温度を下がりにくくするため、アクリル板などを貼ってみようかと思います。

ではまた。