2012/02/27

ブギーボード検出アプリを作る(2)

今日もブギーボードの検出アプリの実験をしていました。

色々いじってみた結果、Cannyエッジ検出器にかけると画面にムラがあっても
文字の輪郭を検出してくれることがわかりました。

元の画像
Cannyフィルタかけた後輪郭検出
輪郭を上書き
黒地に白で輪郭を書くだけの方がすっきりして読みやすいようですね。
ひとまずこれでライブラリを整理して、Androidに移植してみようと思います。

ではまた。

2012/02/26

ブギーボード検出アプリを作る(1)

昨日思いついた、ブギーボード検出アプリを作成中です。
とりあえずブギーボードを検出して、長方形に投影するところまではできました。
(マーカー検出プログラムの一部を流用)
元の画像
ブギーボードを検出して投影した画像

白黒反転バージョン
現在は長方形に投影後、最大値を255になるようスケーリングを行っているため、元画像よりかはコントラストがよくなっていますが、もう少し見やすくしたいところ。

さて、どうしようかなぁ。。

2012/02/25

ブギーボード BB-1を購入

電子版「せんせい」ことブギーボード、8.5インチのモデルのものを購入しました。職場で簡単な計算とかToDoリスト、アイデア書きなどに使用しています。
気に入ったので4枚追加で購入しました。2枚は職場で使い、1枚は自宅で、残りの1枚は電子工作の実験台として使う予定です。


感圧式の液晶ディスプレイ(コレステリック液晶)で、画面を消去するときだけ電池を使うのでかなり長持ちするようです。公称では5万回書き換えできるとか。8.5インチモデルのものは電池交換ができませんが、10.5インチモデルは電池交換ができるようです(ただし単6)

誰か8.5インチを分解していないかな〜と探してみたところ、下記ページを発見しました。

8.5インチモデルはCR2032というリチウムコイン電池が使われているようです。電池はスポット溶接されていますが、ドライバーなどでちょっと力を入れれば外せそうです。


このブギーボードは消してしまっても良いものを書くのが本来の使い方ですが、保存したくなることも時々あります。そんなときはデジカメのポジネガ反転機能を使って撮影すると見やすくなるのですが、毎回ポジネガ設定に切り替えるのは面倒です。かといって撮影してから反転させるのもこれまた面倒。

なのでブギーボードのキャンバスの中身を保存するアプリを作ってみることにしました。
ブギーボードのシンプルさに習ってアプリの機能もシンプルに。
  • カメラでブギーボードを撮影する
  • ブギーボードの外枠を検出する
  • 斜めから撮影する場合もあるので、長方形に補正する
  • ポジネガ反転機能を付ける
  • 画像をグレイスケールで保存する
  • 画像サイズは640x480または320x240の2種類のみ
という感じです。
全部OpenCVの関数を使えばいけそうです。外枠検出もマーカー検出に使った関数を使えば簡単そう。まずはPC版を作成して、その後Androidに移植しようかな〜と思います。




ではまた。

2012/02/18

第四世代Kindleを購入しました

今週の水曜日に、Kindleの6インチモデルを発注しました。
そして今日、Kindleが届きました。速い速い。

複数の言語に対応しているようで、電源を入れたら言語設定の画面から始まりました。

複数の言語から選べます



無線LANの設定。


Google ニュースも読めます

日本語のファイル名もOK

最大文字サイズ







最小文字サイズ

DXと6インチモデルの比較

送料込みで1万円で買えました。

まだ数時間しか使っていませんが、KindleDXとの比較を書いておきます。
  • 無線LANが標準装備なので、Amazon.comの書籍検索も速いです。もちろん書籍のダウンロードも速くなりました。
  • シンプルなWebブラウザも付いているので、Googleニュースぐらいなら普通に読むことができます。
  • スピーカーが付いていないので、音楽再生機能と読み上げ機能はありません。音声読み上げが必要な方はKindle KeyboardかKindle DXを購入しましょう。
  • 画面の書き換え速度が向上しています。
  • 左右にページ送り/戻りボタンが付いているので、右利きでも左利きでも使いやすくなっています。
  • キーボードはスクリーンキーボード形式になりましたが、そんなにたくさん文字入力はしないので特に問題ありません。
  • 日本語のファイル名も表示できるので、レシピなどを放り込んでも探しやすくなりました。
日本語が表示できて、文字サイズも好きなように変更できるので、青空文庫の小説をまとめて放り込んで親にプレゼントするのもアリかもしれませんね。

ではまた。

2012/02/06

Google3DギャラリーのデータをOpenGLに取り込む

マーカーの上に3Dの物体を表示したいところですが、私はモノのデザインセンスがありません。

なので既に公開されている3Dのモデルを使うことにしました。

なるべく実寸になっているものがよかったので、Google 3Dギャラリーのデータを
Blenderで読み込み、Objファイルに変換することにしました。
(BlenderのMac版にはCOLLADAファイルの読み込み、Objファイルへのエクスポート機能があったのですが、Ubuntu版にはありませんでした。そのうち実装されるのでしょうか)

無事、データを表示することができたのですが、上下が逆さまになっています。
ひとまず3Dギャラリーのデータを変換して表示できるようになったので、これで良しとします。

上下は逆になっていますが、現時点でのコードを別館の方に置いておきます。(ファイルは20120206_markerDetector.zip です。)
Ubuntu/Mac上のOpenCV2.2で動作することを確認しています。
OpenCV2.3だと数カ所引数が足りないと怒られる模様です。

ではまた。