手持ちのLEDを拡張ヘッダにつないでLEDを光らせてみましょう。
準備:
電子工作用部品の入手
本体に接続するLEDやセンサなどが手元にない場合は、電子工作用部品を販売しているWebショップなどで部品を購入しましょう。
- 秋月電子通商 URL: http://akizukidenshi.com/
- LED,テスタ,ブレッドボードなど、基本的な部材はたいていここで入手できます。
- エレ工房さくらい URL: http://www.interq.or.jp/www-user/ecw/
- よく使う抵抗20種類セットやLEDセットなど、電子部品の手持ちが少ない場合に便利です。
電子工作を始めるにあたって必要そうなものは以下の通りです。
- テスタ 1台
- ブレッドボード 1枚
- ジャンパワイヤ 1セット
- 1/4W 炭素皮膜抵抗 数種類(100Ω,1kΩ,4.7kΩ,10kΩなど)
- 3mmまたは5mmの砲弾型LED 10個程度
- タクトスイッチ 10個程度
- クリップ付きコード 3~4本
部材も揃えたところで、LED点灯用の回路をブレッドボード上に作成します。
- LEDのカソード(足の短い方)と抵抗を接続し、抵抗とブレッドボードのGNDを接続します。
- Beaglebone Black(以下、BBB)のGNDとブレッドボードのGNDを接続します。
- P8の4番(GPIO1_7)とLEDのアノード(足の長いほう)を接続します。
BBB側の準備をします。下記コマンドを実行してください。
sudo -s
(パスワード入力)
echo 7 > /sys/kernel/debug/omap_mux/gpmc_ad7
echo 39 > /sys/class/gpio/export
cd /sys/class/gpio/gpio39
echo out > direction
echo 0 > value
これでLEDを点灯させる準備が整いました。
下記コマンドを実行して、LEDを点灯させましょう。
echo 1 > value
LEDが点灯すれば成功です。
次に、下記コマンドを実行してLEDを消灯しましょう。
echo 0 > value
GPIOピンを使い終わったら下記コマンドを実行します。
echo 39 > /sys/class/gpio/unexport
以上がLEDを点滅させるためのステップです。
さすがに毎回この作業を行うのはつらいので、関数を作って面倒な作業は関数に任せてしまいましょう。ライブラリはpyBBIOなどいろいろありますが、自作したものを今後使っていきます。
git clone git://github.com/kyatou/pyBoneIO.git
''' blink led type 'sudo -s' before using this script. ''' import time from pyBoneIO import * def setup(): exportPin(39) setToGPIOWrite(39) print "Blink LED. interval=1 sec" print "Ctrl+c to exit." def loop(): turnOnGPIO(39) delaySec(1) turnOffGPIO(39) delaySec(1) run(setup,loop)
exportやomap_muxの説明はまた今度に。
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