2013/06/16

BeagleBone Black 拡張ピンの機能を切り替える

BeagleBone、BeagleBone BlackにはP8とP9という、2つの拡張ヘッダがついています。それぞれの拡張ピンはCPUの16ビットレジスタを変更することでその機能を変更することができます。
(BeagleBone Blackのリファンレンスマニュアルの「8.2.5 Pin Usage」より)

  • Bit 15  ピンを使っているか使っていないかのインジケータ。使用しているときは1、使用していないときは0にセットする”べき”ビットです。(セットしなくてもよい)
  • Bit 14-7 予約済み。常に0にセットします。
  • Bit 6   スルーレートのコントロール。0がFast、1がSlowです。スルーレートは、入力信号に対する応答速度を示すものです。
  • Bit 5   受信を可能にするかどうか。 0=受信不可 1=受信可能  外部から信号を受けとる場合は、このビットを1に設定する必要があります。
  • Bit 4  プルアップ・プルダウンの切り替え。 0=プルダウン 1=プルアップ
  • Bit 3  プルアップ・プルダウンの有効・無効切り替え。0=PU/PD有効 1=PU/PD無効
  • Bit 2-0 機能切り替え

BeagleBone BlackにはP8とP9の拡張ヘッダがあり、ユーザが自由に機能を指定することができますが、P8は出荷時から使用されているピンがあるので、なるべくP9を使うようにした方がよいでしょう。

  • P8 11-17,19-21:eMMCに接続されています。
  • P8 27-46:HDMI出力用に使用されています。





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