2011/12/20

小型液晶ディスプレイ e-DispをArduinoで使う

MTM07に行った際、桜パーツという北海道のお店が出店していて、
シリアル通信で制御できる液晶ディスプレイが売っていました。

e-Disp3
値段は4,500円とホイホイ買える値段ではないのですが、1000円ぐらいで売っているLCDディスプレイよりもかなり多くの情報量を出せそうなこと、カラー表示が可能なこと、SDカードもおまけで付いてくる、ということなので買ってしまいました。

ソフトウェアマニュアルなどを読んだところ、
  • 日本語が表示できる(文字コードはUTF-8,SJIS,EUCJPに対応)
  • フォントサイズを3段階で切り替え可能(1画面内で異なるフォントサイズは不可)
  • 文字色/背景色は黒、白、青、赤、黄色、緑、水色、紫から選択可能
  • マイクロSDカードにあらかじめ保存しておいた画像を、ファイル名を指定して表示することができる(320x240サイズにリサイズしておいた方がよい)
  • 背景バッファは4面分ある。それぞれに画像を読み込むことも可能
  • 長方形、楕円、ドット、1ピクセル太さの線を描画できる
ということがわかりました。
文字の色などを制御するには”エスケープシーケンス”と呼ばれる特殊コードをそれぞれ入力する必要がありますが、エスケープシーケンスを毎回出力するのは面倒なので、Arduino用のライブラリを作ってみました。

ソフトウェアマニュアルに記載されているエスケープシーケンスの8割ぐらいはカバーしているので、ある程度の役には立つと思います。

ライブラリは別館に保存してますので、必要な方はご自由にどうぞ。

ではまた。

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